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DocLing 2012

Documentary Linguistics Workshop focusing on working with native speaker linguists and resource development.

Peter Austin先生はご都合により来日なさいません。
Nikolaus P. Himmelmann先生を講師のお一人としてお迎えします。

2012年2月11日(土)~16日(木)

講師

  • David Nathan(ロンドン大学SOAS)
  • Anthony Jukes(ラトローブ大学RCLT)
  • Nikolaus P. Himmelmann (ケルン大学)
  • 澤田 英夫 (東京外国語大学AA研)
  • 渡辺 己 (東京外国語大学AA研)
  • 長崎 郁(東京外国語大学AA研特任研究員)

母語話者コンサルタント

  • Budi Sudarmanto (Balai Bahasa Palembang, Researcher)
  • Hendrik Paat (The Faculty of Languages and Arts, State University of Manado, Lecturer)
  • I Wayan Budiarta (The Coordination Office of Private University Area VIII, Lecturer)
  • Jermy Balukh (School of Foreign Languages, Cakrawala Nusantara Kupang, Timor Indonesia, Lecturer)

会場

東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所

目的

本ワークショップは、消滅の危機に瀕した言語の記録・保存(ドキュメンテーション・アーカイビング)の方法論を講義と実習を通して学ぶものです。

「言語ドキュメンテーション研究」は、個別の言語に関して、長期間にわたって幅広い範囲の活動に活用することができる記録(一次データ)を体系的、 包括的に蓄積することを目的とします。従来の記述研究と大きく異なるのは、一次データ自体に関心の中心が置かれる点です。フィールドワークで得られた録音やビデオなどの記録(一次データ)は、狭い意味での言語学研究だけでなく、様々な分野の研究や言語再活性化活動などに活用することが可能なリソースとしての価値を持っています。このワークショップでは、その一次データの価値に注目し、その価値を高めるためにデータの質、保存性、活用しやすさをどのように向上させるかを課題として考えます。

今回は以下のような内容を学びます。

  • 言語ドキュメンテーション(Linguistic Documentation)とは何か
  • より鮮明な録音・録画をするための機材(マイク・レコーダー・ビデオカメラ)のセッティングや録音のノウハウ
  • 調査データ(音声・動画・テキスト)を処理・加工するソフトウェアの使用方法
  • 調査データの効率的整理・保存に不可欠な、メタデータの知識
  • 言語調査、ドキュメンテーション活動に関わる倫理的な問題
  • グループワークによる言語ドキュメンテーションの実習

また、今回は、ドキュメンテーション実習のためにインドネシアから少数言語の話者を招きます。

プログラム

10:00-11:20 11:40-13:00 14:00-15:20 15:40-17:00
2/11(土) 言語ドキュメンテーションとは?(講義) WSの目標と内容についての議論 録音 1 (講義) 録音 2 (講義)
2/12(日) テキストファイル処理の基礎 1 (講義) テキストファイル処理の基礎 2 (講義)
2/13(月) ビデオ撮影 (講義) データの管理(講義) 「話者との共同作業」の諸相(講義) グループプロジェクト実習の計画立案
2/14(火) フィールドワークの諸問題 (講義) 書き起こしとアノテーションのためのソフトウェア (講義) 録音実習 書き起こし実習
2/15(水) マルチメディアとコミュニティへの成果還元 (講義) グループプロジェクト実習 グループプロジェクト実習の成果発表 グループプロジェクト成果の共有
2/16(木) アーカイビング (講義) グループプロジェクト成果のコーパスへの統合 グループプロジェクト成果のコーパスへの統合 コーパス全体のプレゼンテーション

※修正・補足箇所を赤字で示す。(2012-02-10)

参加される方へ

  • DocLing2012はこれまでのDocLingワークショップとは異なる内容を扱います。参加に際して過去のDocLingワークショップへの参加経験は必要ありません。また、これまでにDocLingワークショップに参加されたことのある方にもおすすめです。
  • 既にフィールドワークの経験がある方はもとより、これからフィールドワークを本格的に始めるべく準備中の方々の参加も歓迎です。
  • プログラムは全日程参加を原則とします(終了後には修了証も授与されます)が、一部都合により出席できないという方は lingdy-office@aacore.net までご相談下さい。

DocLing2012募集要項

募集要項と応募フォームはこちらからダウンロードしてください。

募集要項 (pdf, 129KB)

応募フォーム (doc, 67KB)